編集作業で使うRuby

カテゴリ: editing / lifehack

知り合いから「編集作業でRubyを使っているというのは、具体的にどうしているの?」と聞かれた。 私がやっているのは、- ライターさんから受け取った原稿に対して、形態素解析スクリプトをかける。

  • 類義語辞書から適切な候補を選んで修正するスクリプトを実行。
  • 推敲用のスクリプトで最終的なチェックを行う。 といったところだろうか。

……嘘です。 実際の編集作業で文章を直すのはけっきょくほとんど手作業になります。用語統一には一部WZ EDITORを使っていますが、これについては別の機会に。 では、実際にどういう風にRubyを使っているかというと、ある程度書式の決まった細かい記事の整理などですね。

たとえば、ソフトウェアなどを数多く紹介する記事。原稿は通常のテキスト形式で送られてくるわけですが、これを自分で決めたルールで定型化します(項目名の並びを決める、ソフト名の頭は■にする、など)。そして、これに対応したスクリプトをかけて、Excelデータを生成。こうすることで、ソフトウェアを紹介する順番を入れ替えたりするのも楽ですし、掲載許諾を求める[メール送信も自動化できる](http://www.binword.com/blog/archives/000016.html)ようになります。デザイナーに原稿データを入稿する時はテキスト形式にすることが多いわけですが、いったんExcelデータにしておけば、スクリプトで如何ようにでもテキスト化できます。

使っているRubyのパッケージは、arton氏作成の「ActiveScriptRuby」。Rubyには、WIN32OLEという拡張ライブラリがあり、これでExcelやWordといったOLEオートメーション(最近はActiveXオートメーションというのかな)に対応したアプリケーションをコントロールできます。これに関しては、アスキーから出ている『Rubyを256倍+倍使うための本 場外乱闘編』が参考になるでしょう。この本に掲載されている、Officeアプリケーションで使われる定数セットを生成するスクリプトは非常に役に立ちました。

私は、WZ EDITORに、コマンドライン実行のマクロを組み込み、ボタン一発でテキストをExcelデータに変換できるようにしています。

これ以外にもいろいろスクリプトの活用法はありますが、それはまたおいおい。