突然、Windows XPが起動しなくなってしまった。起動プロセス中に再起動がかかりどうしようもなくなる。セーフモードでも同様。前回終了する直前にウイルスメールを受信しているが、Norton AntiVirusで検出して自動削除しているし、これが原因とは考えにくい。今までも起動する時、システムの入っているドライブの認識をミスることがあった(リセットすると大体OK)のだが、とうとうイカれたか? 幸い、数十分前にV2i Protectorでバックアップを取っていた! トラブルだというのに、思わず(心の中で)ガッツポーズである。バックアップを取ってからは、あまり重要でないメールマガジンやスパムくらいしか受信していなかったので、原因追及をするよりもさっさと環境を復旧することにする。ハードディスクをシステム+アプリケーション用とデータ用で分けているし、それぞれリムーバブルケースに入れて使っているから、ユニットを交換するのもそれほど面倒ではない(ここでもガッツポーズ)。
[以前、ロクラクIIから取り出して](http://www.binword.com/blog/archives/000111.html)そのままになっていたMaxtorのDiamondMax Plus 9(120GB)にバックアップイメージを復元したら、30分ちょっとであっさりと完了。Windows XPも問題なく起動する。一部のシェアウェアなどが有効期限切れになったが、これはファイルの物理的な位置を記憶していたのか?(ライセンスをあらためて入力すればOK) DiamondMax Plus 9はやはりアクセス音がゴリゴリとうるさいので、SeagateのBarracuda 7200.7 Plusを買ってきてこちらに入れ直す。別パーティションに入っていてバックアップしていなかった電子辞書・事典データをサルベージするのはけっこう苦労したが。 うまくいってほっとしたのだけど、実はまだいくつか不安要素が残っている。V2i Protectorで、元のドライブより大きいドライブに復元する際、「Resize drive to fill unallocated space」を指定すれば、復元先のサイズに合わせることができるはずなのだが、このオプションがグレイアウトしていて選択できないのだ。仕方なくResizeオプションを指定しないまま復元したら、パーティション自体は非常に大きいのに、以前と同じ容量のドライブができてしまった。何とかしようと試行錯誤してみたが仕事にならないので、あきらめてこのまま使っている。容量がもったいないだけでなく、トラブルの原因になりそうで非常に気持ちが悪い……(現在問い合わせ中)。それほど深刻な事態に至らなかったのはうれしいのだが、考えてみるとこれは現在のPCが持つ大きな問題だ。多くのパソコンユーザーはバックアップ用の機材を用意することもないだろうし、バックアップを取るという習慣もないだろう。最近のWindowsではシステムを復元する機能も備わっているが、ハードディスクが物理的にイカれてはどうしようもない。さらに、メーカー製のパソコンに積まれているハードディスクユニットはたいてい1つだけだ。バックアップのためにコストアップするわけにはいかないだろうが、エンドユーザー向けモデルでも2?3万円くらいの上積みで、簡単に(ユーザーが意識することなく)データをバックアップできるモデルを用意しておくべきなのではないだろうか。
あと、今回の件で自分のシステム構成も見直す必要があるなと痛感。バックアップが楽になるかもと思って、システム用、データ用のほかに辞書用などとパーティションを分けていたのだが、復旧作業の時はなかなか面倒なのだ。システムやデータなど何もかもまとめて置いて、まめにバックアップする方がいいのかもしれない。V2iなら増分バックアップだし。
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