メールをiPodで「聞く」ソフト

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Newton-EIGが開発中の「Ear Mail」iPodでメールを「聞く」ためのソフト。ゴールデンウィーク限定(4月27日から5月10日まで)のベータ版が用意されているのでさっそくダウンロードして使ってみた。 使い方は実に簡単で、Mailでフォルダを選択して、Ear Mailのボタンをクリックすると、メールを読み上げた音声ファイル(AIFF、MP3、AACのいずれか)が生成される。iTunes用のEar Mailプレイリストが作られるので、メールの音声ファイルだけをすぐに探し出せる。差出人名がアーティスト名に、受信日時がアルバム名になり、ジャンルは「Mail」に設定される。 HTMLメールはうまく読み上げできなかったが、日本語のメールも思った以上になめらかに読み上げてくれるのでちょっと驚いた(Mac OS Xはスピーチ機能を備えているが、日本語には対応していないから、アプリケーションは個別に日本語対応しなければならない)。もちろん、iPodを持っていればiTunesから転送して外出先で聞くこともできる。 私は自宅で仕事をしているから外でメールを聞くことはあまりなさそうだが、人によっては通勤電車でざっとメルマガの内容を確認したり、英語の勉強に使ったりできるかもしれない(合成音声でリスニングの勉強は難しいかな)。また、工夫次第では視覚障害者の有効なコミュニケーション手段になる可能性もあるのではないか。

音声機能といえば、アップルは、将来のMac OS X(10.4?)で[「Spoken Interface」を実装すると発表](http://www.apple.com/accessibility/spokeninterface/)している(この機能だけ早々と発表したのは、福祉関係への採用を見込んでということもあるらしい)。Spoken Interfaceは視覚障害者および学習障害者を対象にしており、ドキュメントの読み上げだけでなく、作業環境の状況(ボタンやスライダー等々)についても音声で教えてくれ、キーボードで各要素をコントロールできるようになるようだ。パソコン初心者にとってもありがたい機能だと思うのだが、[4月6日のMac OS X News](http://www.apple.co.jp/articles/backnumber/html/osxnewsj_0056.html)では、現在のところ英語のみ対応予定ですとなっている。 日本語の読み上げは、現在でも[Monzai](http://www.oomori.com/soft/monzai/index.html)によって行えるが、OS標準だとサードパーティのアプリケーション対応も大きく違ってくる。もうちょっと日本法人にはがんばってもらいたいところ。

コメント

Tats_y
Ear Mailは(ソフト自体の)アップデート通知も音声でしてくれる。ちょっとしたことだが、感心してしまった。