編集やライティングの仕事をしているせいで、デジタルデータがどんどん溜まっていく。テキストデータだけならどんなに書こうが数十MBもあれば十分なんだろうけど、スクリーンキャプチャや写真などの画像に、インタビューの録音、DTPソフトで作ったラフ、校正用のPDFデータ、イラストレータさんからの図版、さらにはCD-ROMのディスクイメージ等々のおかげで、1つの仕事だけでもかなりのディスク容量を食う。そういうわけで、1?2年に1回くらい、容量の大きなハードディスクドライブ(HDD)にデータを移し変えることにしている。 仕事が終わるたびにデータを消去すればいいと思うかもしれないが、デジタルデータはいくらため込んでも物理的な場所を取らない。念のため記録型DVDメディアにも書き出してはいるけど、複数枚のメディアに分散していると検索の手間がかかりすぎて実用的じゃないのだ。やっぱりハードディスクに全部突っ込んでおくのがいちばん楽。 過去の記事や企画書、画像が残っていたおかげで手間が省けたことは何度もあった。これだけHDDが安くなっているご時世なのだから、わずかな金を惜しんで貴重なデータを捨てるのは馬鹿げている。
しかし、こうやって乗り換えていくと、古いHDD(3.5インチのベアドライブ)がどんどん溜まってくる(結局物理的な場所を取っているな……)。そこで、[ラトックシステム](http://www.ratocsystems.co.jp/)の[U2-DK1](http://www.ratocsystems.co.jp/products/subpage/u2dk1.html)を使って、余ったHDDを活用していたのだけど、このU2-DK1はとにかくデカくてファンがうるさい! 私が買った奴だけかもしれないが、耳障りな「ビー」って音までする。だから何となくU2-DK1の電源を入れるのが億劫になって、データのバックアップもさぼりがちに。寝ている間にバックアップしようと思っても、うるさくて気になるんだよね。 と思っていたら、同じラトックシステムから、[U2-IFK1](http://www.ratocsystems.co.jp/products/subpage/u2ifk1.html)という製品が発売されていた(今年3月)。これは、3.5インチHDD用リムーバブルケースに付けるための、USB2.0変換アダプタ。電源のオン/オフはケーブルの抜き差しで行うという豪快な仕様だ。変換アダプタ+ケーブル+プラスチック製のスタンド+ACアダプタで標準価格8,800円(税別)はちょっとお高い気がしてしばらく買うのを躊躇していたが、使ってみて満足。ファンレスで音が静かだから気軽に使おうという気になる。ただし、リムーバブルケースをロックする仕組みは付いていないため、データの読み書き中にアダプタが外れたりするとアウト。使う人を選ぶ製品ではある。 U2-IFK1を入れたおかげで、余ったHDDもMPEGデータ保存用メディアとして活躍している。MXテレビで放映されたNHK海老沢会長の参考人招致生中継とか、[フューチャー・イズ・ワイルド](http://www.binword.com/blog/archives/000112.html)全話とか、LDからダビングした「ガンダムIII」とか。尺が長いから、オーサリングしてDVDに焼くのも面倒だし、とりあえずHDDに放り込んである。バックアップも前よりマメにやるようになった。HDDを集めてRAIDにするという手もあるけど、こうやってリムーバブルメディアとして割り切って使う方が、私には使い勝手がいい。 Macでも使うために、FireWire800用の[FR8-IFK1](http://www.ratocsystems.co.jp/products/subpage/fr8ifk1.html)を買ってもいいかな(こっちも14,800円とけっこうなお値段だが。しかもうちの環境ではFireWire400としてしか使えないので悩む……)。