今年頭、Macファンの間で話題を呼んだ「Delicious Library」というソフトがある。これは本やCD、DVDなどを管理するためのソフト。iSight(Amazon)などのWebカメラでバーコードを読み取ると、Amazonにアクセスしてその商品のデータを引っ張ってきてくれる。パソコンで蔵書管理というのは本好きオヤジの夢だが、たいてい面倒くさくなって3冊くらいで挫折するもの。それがバーコードをスキャンするだけで、バーチャル書棚ができてしまうのだ。
画像が表示されるだけで、情報として質が変わったように感じられるのは面白いものだ。単なる文字列として書名が見えているだけの状態に比べて、はるかに印象が強い。
実をいうと、OSのファイル管理でアイコンを使うのは、あまり意味がなくなってきたかなと考えていた。個人でもパソコンで扱うファイルの数は膨大なものになっているから、それをアイコンで識別するインターフェイスはあまり効率的ではないのかもしれないなと。
しかし、リアルなものをパソコンに取り込んで管理する場合、思った以上に画像を利用したインターフェイスは有効かもしれない。例えば、予定表やToDo。「トイレットペーパーを買う」と入れればトイレットペーパーの画像が表示され、「山田さんとの打ち合わせ」と入れると自動的に山田さんの顔写真が表示されるという具合。重要度の高い用件なら、顔写真に漫画チックな青筋が入っても面白いかも。今までも予定表でアイコンや写真を使えるソフトはあったが、それらを利用するにはユーザー自身が画像を指定しなければならなかった。今後Googleでのイメージ検索やSpotlightで自動的に検索する仕組みが加わって適当と思われる画像を自動的に提示してくれるようになれば、使い勝手がかなり向上するのではないか。 あと、NovaMindやFreeMindのようなマインドマップと組み合わさっても楽しそう。画像イメージで考えを整理するのは、使ってなかった脳の領域を刺激するかもしれない。 Flickrやはてなブックマークなどの各種ソーシャルブックマークが行っている「情報のタグ付け」が一般化してくれば、こうした画像利用も実用的になるのでは。
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