正直言うと注文した直後はちょっと後悔した。30GBのiPodも持っているし、またモノが増えるのはいやだなと。 しかし、翌日に実物が届くと、後悔はきれいさっぱりなくなった。高級チョコレートのような箱を開くと、本当に薄ーいiPod nanoがそれこそチョコレートかアクセサリのように入っている。ブランドもののプレゼントをもらった女の子の気持ちが一瞬わかった。 使用感などはいろいろなページで書かれているが、細かい使い勝手云々ということ以上に、所有していることによる満足度が高い。鏡面仕上げの裏面を磨いて、思わずニマニマしてしまう。 実際に使う段になるとストラップ穴もなくて傷が付きやすいから、何らかのケースを買ったり、[ストラップ式ヘッドフォン](http://www.apple.com/jp/ipodnano/accessories.html)なんぞを買わなくてはならないのだが、それを選ぶのが楽しかったりもする(純正ケースや専用ストラップ式ヘッドフォンは本体と同時発売にしてほしかった)。これが日本のメーカーなら、ストラップ穴を付けたりケースを付けたり、こまごまとした気遣いをしてくるのだろう。それがいけないというのではないし重要なことだと思う。しかし、アップルの成功はマーケティングで顧客の意見を吸い上げたからというより、「俺たちのスタイルでやってみな。楽しいから!」という強烈なメッセージが、うまく顧客に受け入れられたからなんだろう。これがブランドの作られていく過程というものなのか。話はずれるけど、顧客の声をひたすら集めてそれを元に何かを作ろうとするのは、ひたすら情報を収集するばかりの(もちろん自分も含めた)ネットワーカーの姿に重なるな。 本体のデザインもについてもiPod nanoはうまいなと感じる。アクセサリを展開しやすいデザイン上の拡張性があるのだ。[iPod向けアクセサリの数が1000種類以上](http://www.apple.com/jp/news/2005/sep/08accessories.html)というのは伊達ではない。まあ、そうはいっても、[純正のアームバンド](http://www.apple.com/jp/ipodnano/accessories.html)が3400円というのはぼられている気もする。iPod nanoはコストパフォーマンスの良さも話題になっているが、こういうアクセサリ類でしっかり稼いでいるのも大きいのかもしれない。
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