3年前から気になっている、リムーバブルハードディスクiVDRについての説明会が開催された(以前の記事1、記事2、記事3、記事4、記事5)。 AV WatchやMYCOM PC WEBなどに記事が掲載されているが、ポイントはiVDR用コンテンツ保護の仕組み「SAFIA」がD-pa(地上デジタル放送推進協会)やBPA(BSデジタル放送推進協会)の認証を受けたこと。そして、(リムーバブルではない)内蔵向け規格「iVDR-Secure Built-in」が策定されたことだ。前者によって、デジタル放送の録画機器を発売できる態勢が「ようやく」整ったことになる。また、後者によって、後から内蔵HDD容量を増やせるハードディスクレコーダーなどが登場するかもしれない。
3年前にiVDRの規格が発表された時には、HD映像(ハイビジョン)録画の本命になるかもと思ったが、Blu-rayのレコーダーが先に出てしまうと、リムーバブルHDDは一般消費者にほとんど注目されずに終わるかもしれない。シャープがBlu-ray+iVDRのハイブリッドレコーダーを参考出品していたが(写真)、2つの大容量メディアを使い分けるというやり方は浸透するかなあ(もちろん、個人的にはものすごく気になる製品である)。 現在、2.5インチHDDの価格は、80GBで1万円前後で割高感がある。これに対して、光学系メディアは数が出ればすぐ安くなる。HDDには読み書きが自由・高速というメリットがあるが、これをどうアピールできるか。意外と、個人がパソコンで編集したHD映像の保存メディアとして便利かもしれないという気もするが。リムーバブルHDDを使ったレンタルビデオの構想も、ネット上での動画配信やCATVのビデオオンデマンドといった競合がどんどんでてきているし、先行きに不透明感あり。 あと、気になったのは、iVDR説明会の様子。デモ機の近くにいた説明員の方があまりiVDRについて詳しくないようだった。iVDRコンソーシアム参加企業の本気度はどんなもんなんだろう。技術的には(Blu-rayなどに比べて)枯れているものだし、メーカーがその気になったら完成度の高い録画機器がすぐ出そうで期待しているのだけど。
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