Samsung電子から、地上波DMBと衛星DMBの受信機能を搭載した携帯電話「SCH-B710」が発売された(マイコミジャーナル)。マイコミの記事では両放送の受信機能ばかり強調されているのだが、この携帯電話は何と立体写真の撮影/閲覧機能が付いている。個人的には、どう考えてもこっちの機能がメインだろう!と思うのだが。 さて、某所でSCH-B710の実機を見る機会に恵まれた。ディスプレイにはレンチキュラー(画像に奥行きがあるように見せるプラスチックレンズ)が貼られていて、表示される立体写真は立体感がよく出ている。撮影用レンズ間の幅が非常に狭いので別の機材で撮影したものかとの質問も出たが、SCH-B710自体で撮影したものだという。撮影したデータに対して、何らかの強調処理を施すことで立体感がよく出るようになっているらしい。 実売価格は日本円で約6万円。安くはないが、地上波DMBと衛星DMBが受信できて立体写真撮影/閲覧ができるなら、リーズナブルではないかと。
日本では当然地上波DMBと衛星DMBは見られないが、ステレオカメラとしてもかなり魅力的。ただし、画像のフォーマットは独自なので、読み書きするためのソフトウェアが用意されないと実用的に使うのは難しそうだ。Samsung電子も別に独自フォーマットで囲いこもうとしているわけではなく、現在立体写真用の標準的なフォーマットが確立されていないのである。 実は、現在国際的には立体映像の規格化が進んでおり、韓国はかなり積極的に取り組んでいるようだ。このあたりの話は別のエントリで。 以前、日本でもシャープが「SH251iS」、「SH505i」という裸眼立体視対応3D液晶ディスプレイを搭載した携帯電話を発売していた(立体写真の撮影機能はない)。撮影機能は無理にしても、コンパクトな3Dビューアをどこかが出してくれないものか。
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