2015年、世界最大のIT&家電ショーCESで話題をさらったのは、「IoT」でした。「モノのインターネット」や「IoT」(Internet of Things)がネットやビジネス誌の見出しを飾るようになり、2015年はIoT元年だという声もあります。スマートフォンや各種センサー、家電、自動車など、あらゆるモノがつながりあい、相互に通信を行うIoTによって巨大なビジネスの市場が生まれると期待されています。 IoT市場において先行するのは、アップルとグーグルという巨大プラットフォーム企業です。彼らは、IoTによって何をもくろんでいるのでしょうか? また、ビジネスやライフスタイルはどう変化していくのでしょうか?
IoTにおいてカギを握るのは、Bluetooth Low Energy(BLE)という低消費電力の無線通信技術。スマートフォンとクラウド、そしてBLEという技術要素が揃い、ビジネスのプラットフォームが整備されたことで、IoTは急速に実現されつつあります。 数々のBLEソリューションを手がけてきたエンジニア、上原昭宏の視点を通し、巨大プラットフォーム企業の描く未来像を探ります。
『アップル、グーグルが神になる日 ハードウェアはなぜゴミなのか?』(上原昭宏/山路達也著)、光文社新書より4月16日発売です。
【目次】
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第1章 IoTの最後のピース、BLE
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1-1 BLEというイノベーション
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1-2 「ビーコン」はネットにおける不動産
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第2章 リアルとネットの融合する世界
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2-1 ホームオートメーションとヘルスケア
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2-2 誰にデータを預けられるか?
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2-3 新たな「中世」がやって来る
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第3章 新たなビジネスの生態系
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3-1 没落する日本のエレクトロニクス産業
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3-2 ものづくりの世界で起こっていること
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3-3 ハードウェアは「ゴミ」である
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3-4 IoT時代を生きる