鳴かず飛ばずだった電子書籍だが、LIBRIé(リブリエ)(型番:EBR-1000EP)で今度こそ盛り上がるかも、という気がしてきた。電子書籍がブレークしなかった理由の1つに、普通の人が使ってみたいと思う読書端末がなかったということがあるだろう(少なくとも私は、でかくて検索もできないΣBookにまったく食指が動かない)。 LIBRIéのレビューについては、すでにeblogblogなどで詳しく紹介されており、動作速度を除けばなかなか魅力なようだ。
ただ、LIBRIéで使われるBBeB Bookフォーマットの電子書籍は、今のところ60日間レンタルのものしかない。PC Watchの記事によれば、当初はレンタルのみだが、そういうニーズがあるのは理解している。ユーザーの意見を聞きながらよりいいサービスを考えていきたいということだそうだが。 私としては、販売用コンテンツだけでなく、ユーザーが所有しているテキストをLIBRIéで読めれば普及はかなり加速するのではないかと思う。もちろん、プレーンテキストやPDFをそのまま読めるという仕様では、出版社は賛同しないだろう。 しかし、方法はあると思う。例えば、テキスト→BBeBフォーマットのコンバータを有料で販売し、このコンバータは特定のPC上でしか動作しないようにする。そして、このコンバータでBBeBに変換したコンテンツは特定の端末でしか利用できないようにすれば、違法コンテンツの拡大は防げるのではないか。ASCII24の記事によれば、凸版印刷(株)、(株)大日本印刷や電子書籍フォーマットのスタンダードであるドットブックを提供している(株)ボイジャーがコンバーターの開発にあたるなど、20社がBBeB規格に賛同しているという。ユーザーの立場に立った展開をしてもらいたいものだ。 電子書籍には、すでに青空文庫のような充実したコンテンツの蓄積がある。これらのコンテンツを自由にLIBRIéで読めるようにして、まず電子書籍というものに馴染んでもらうことが重要ではないだろうか。
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