携帯シンク Plus for MacのCDMA版を購入したので、前回書いたようにこれを使ってWindows XPとMac OS XのPIMデータを同期してみる。Windows側のPIMソフトはOutlook2003、Mac OS X側はOS標準のアドレスブックとiCal。私はWindowsマシンをメインで使っているおり、Mac OS X側ではサブセットのデータが見られればいい(もちろん完全に同期できればいうことはないが)。
まず、Windowsと携帯電話([A5503SA](http://www.binword.com/blog/archives/000154.html))を同期するために、カシオの[MySync Biz](http://www.mysync.jp/)を使う。CLIE(PEG-TH55)との同期に使っている[Intellisync](http://www.ssitristar.com/product/detail/bannou/intellisync/)を使わなかったのは、たんにIntellisync用のUSBケーブルを持っていないから(それにしても、携帯電話とPCをつなぐUSBケーブルは統一してほしいものだ)。Outlook2003のアドレスデータは1000件以上あって、携帯電話には収まりきらないので、ダイアログで同期させるデータを選択する。Mac OS X側では、携帯シンク Plus for MacのiSync用コンジットをインストールしておく。携帯電話をつないで、iSyncから「デバイス」→「デバイスを追加…」を実行すれば、使っている携帯電話のアイコンが表示される。こういう細かいところも凝っているとなんだかうれしい。
iSync上で同期させるアドレスブックのグループやカレンダーの種類を選択したら、「今すぐ同期」ボタンを押すだけだ。あっけなく同期作業は終了した。 iCalやアドレスブックにもきちんとデータが入っている。もちろん、携帯電話で扱える項目は限られているから、元のOutlookデータがそのまま同期できているわけではないが。 iPodや.Macの同期も一括してできるのはiSyncならではだ。 ただ、いくつか不満な点もある。携帯電話の電話番号やメールアドレスは、Mac OS Xのアドレスブックで「その他」というラベルが付けられる。しかし、.Macのアドレスブックでは、「自宅」「勤務先」のメールアドレスと、「自宅」「勤務先」「携帯電話」「ファックス」の電話番号しか同期してくれないようだ。そのため、.Mac上で「その他」のデータは表示されない。Mac OS Xのアドレスブックで、電話番号やメールアドレスのラベルを修正すればいいはずだが、面倒くさくてやっていない。Mac OS X上のすべてのアドレス項目を.Macが読み込んでくれるようになればいいのだけど。
思ったより簡単に同期できたが、Windowsマシン←→携帯電話、携帯電話←→Macと、2回も同期しなくてはならないから、日常的にはやらなくなる可能性が高い。スタパ斉藤氏もスタパトロニクス「MysyncとA5403CAでシアワセに!」で書かれているように、要は、携帯電話のお尻のカバーをペリッとめくってソコへコネクタを挿すのがメンドいのだ(A5503SAはUSBクレードルがついていないので)。 あと、予定が来るたび、OutlookとCLIEと携帯電話とMacでアラームが鳴るというのは耐えられなくなるかもしれないが、まあこれは自業自得だ。
携帯電話経由で同期を行って思ったのは、やはりMacとWindowsのPIMデータを直接同期したいということ。技術的にはそれほど難しくないような気はする。MacからOutlookのデータを直接読みに行くのは難しいかもしれないが、間にツールが入ればいいのではないか。 例えば、Windows上ではIntellisyncのようなソフトが、独自データベースとOutlookのデータを同期する。そして、Mac OS X上ではiSyncのコンジットがネットワークにつながったWindowsマシンにある独自データベースと同期する。ユーザーは同期を2回しなければならないが、設定した時刻で自動的に処理が行われるようにしておけば問題ないだろう。 こういうソフトがあったら売れそうだと思いませんか?


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