iPodとCLIEで快適モバイル英語学習


ここのところ、iPodで英語教材を聞くことに凝っている。「英語学習やMacやblogなど」で詳しく紹介されているが、ネット上に公開されている音声データをiPodに取り込み、スクリプト(原稿)もTransNotesなどを使ってiPodに読み込んでしまうのだ。音声データは再生位置を記憶するようにしておくとさらに便利。 ただし、狭いiPodの画面で音声を聞きながらスクリプトを追っていくのはちょっときつい。音声データを巻き戻したり早送りしたりすると、今聞いている場所がどこかわからなくなってしまう。スクリプト中にわからない単語があっても、すぐに意味を調べられないし。 そこで、Palmデバイス(SONY CLIE PEG-TH55)でスクリプトを読むようにしたら、これが実に快適なのである。

まず、CLIE側に適当な辞書を用意する。CLIEには標準で英和辞書が付属しているが、DAとして呼び出せる辞書が手軽で使いやすいだろう。私の場合、[Palm辞スパ](http://www.three-a.co.jp/products/palm/index.html)と[KDIC](http://www002.upp.so-net.ne.jp/kei-k/index.htm)を使っている。KDICなら、[英辞郎](http://homepage3.nifty.com/edp/)の辞書も利用可能だ(変換方法はSierra氏の[「英辞郎をPalmで使おう」](http://homepage2.nifty.com/Sierra/palm1.html)に詳しい)。 DAタイプの辞書を使うのであれば、ボタン操作だけで呼び出せるようにしておくといい。ボタンでDAを起動できるようにするユーティリティはいくつか発表されているが、私は[FlexButton](http://www.jade.dti.ne.jp/~imazeki/palm/FxBT/)を使っている([BDAL](http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/7022/bdal.html)と[AdA](http://www5a.biglobe.ne.jp/~oomori/palm/ada.html)の組み合わせでも同じことはできるはずなのだけど、BDALの場合、DAを閉じると開いているメモまで閉じてしまうようだ。もっとも、私が何か設定を間違えているかもしれない)。

そして、CLIEのメモ帳などにスクリプトを転送。スクリプトを読んでいる時にわからない単語があったら、ダブルタップしてその単語を選択、DAをボタンで呼び出せばいい。英単語であればたいていはダブルタップで選択できるから、スタイラスを使わずにすばやく辞書を引けるはず。下図は、Palm辞スパ用のDA「Da辞スパ」を呼び出したところ。

電子辞書端末も各社から発売されているし、最近は携帯電話からも辞書を引けるが、これらでは文中の単語をさっと調べるという使い方ができない(と思う)。久しぶりにPDAならではの活用ができて、ちょっと満足。まあ、そのうちパソコンからテキストデータを転送できる電子辞書端末が出てきそうな気もするけど。

(2004年6月2日追記) Palm用の辞書ソフトとして、「WDIC」もある。これは、PDICのHyper辞書形式辞書をPalm上で扱えるようにするもの。ちなみに英辞郎もPDICで簡単に変換できる(→現在はPDIC用データも最初から収録されている)。さっそく使ってみると…… ……これもすごい! WDICでは、Palmのメモ帳やテキストファイル、DOCファイルを読み込めるようになっていて、各文書内の単語を調べられるのだけど、それがまさにタップ一発、単語を選択する必要もない(スーパージャンプ機能)。超オススメ。