英英辞典が面白い

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学生時代、英語教師に「わからない単語は英英辞典で調べろ」てなことをいわれたもの。しかし、根気のない私はすぐにいやになってしまった。 『辞書という本を「読む」技術』には、

英英辞典は訳語を知るために引くものではありませんし、引いてもわからないような単語を調べるために使うものでもないのです。

そうだよなあ。筆者の木村哲也氏は、英単語そのものの意味を知る、英語で説明するコツを習得するために英英辞典を使うのだという。なおかつ、英語がネイティブでない学習者を対象とした英英辞典を選ぶべきとしている。これらの辞書では説明に使う単語を2000語程度に制限しているから、高校生でも十分に理解できるはず。 例として挙げられている単語の意味を読むと、日本語訳語との微妙なズレが実によくわかる。「house」や「toe」とか。 興味を引かれたので同書で推奨されている辞書のうち、電子辞書版があってなおかつ辞書ソフト「Jamming」で使える『COLLINS COBUILD Resource Pack on CD-ROM』を購入。『Longman Dictionary of Contemporary English, New Edition Paperback with CD-ROM for Windows (4th)』(LDCE)でもいいかなと思ったが、紙の方はどうせ使わないだろうと思って、COBUILDにした(COBUILDには紙の辞書+CD-ROMの製品もある)。Jammingでは、COBUILDやLDCEを直接扱えるが、項目の連続表示やPalmで使うことも考えて、公開されているEB Studio用スクリプトEPWINGに変換して使っている。紙の辞書だとCOBUILDやLDCEレベルでも(私は)長続きしないだろうと思うが、電子辞書なら串刺し検索機能がある。何かの調べ物のついでに見られるからあまり気張らなくても使えそう。参照項目を次々追っていけるし、意外と遊び感覚で「読めて」いい感じだ。

英英辞典といえば、Maximilk氏が、パブリックドメインとなっている『Webster’s Revised Unabridged Dictionary (1913-ed.)』(ウェブスターズ英英辞典1913年版)のEPWING版を公開された。「computer」を引いてみると、ただOne who computes.(計算する人)とだけ書かれている。時代を感じるなあ。