前半を過ぎたアテネオリンピック。最初悩んでいたほど録画しまくっているわけではないが、けっこう満喫している。今までで一番見ているオリンピックかもしれない。深夜の放送で気になるものは、Rec-POT M(Amazon)で録画して、さっさと寝る。朝仕事を始める前にざっと流して面白そうな競技があれば、休息時間か夕食後に見る。全部見ようと意気込みすぎなければ、何とか折り合いを付けてやっていけるものだなあ。本音をいえば、一日中ぼーっとオリンピックを見ていたいところだけど。
さて、デジタル放送の視聴環境(CATV経由)でオリンピックを見ての感想。まずはよかった点。 ・ハイビジョン映像は、やはり圧巻。しみじみハイビジョンにしてよかった!試合の臨場感がSD映像とは段違いだ。マラソンの中継では、2つのグループを同時に映したり、現在位置などの情報も表示している。解像度が高いから、情報が多くても画面は見やすい。 ・データ放送はすごいというほどではないが、けっこう重宝する。特に、NHKのBS-hiが充実している。野球の投球内容がすぐ表示されたり、競技のルール説明を見られるのがいい。 ・私にとってのベストシーンは、柔道・女子52kg級の準決勝第2試合。残り3秒で出た横沢由貴選手の袖釣込腰は本当に鳥肌が立った。マジで涙が出そうなほど感動。これはリアルタイムで見ていたし。柔道の試合は、予選も決勝もいい。 ・実をいうと、今まで「卓球少女」福原愛選手をちゃんとテレビで見たことがなかった。「サー」(ター?ヤー?)って声は、どっかの観客が出しているのかと思っていたよ……。
残念な点も多い。多くは、テレビ局の姿勢について。 ・ハイビジョン放送が思ったほど多くない……。アップコンバートされた疑似ハイビジョンが多い。 ・競技について詳しくもないタレントのおしゃべりでつないでいく番組はうんざり。試合に臨んでいる選手の気持ちを、日本にいるタレントに聞いてどうする。 ・日本選手のドラマだけを盛り上げすぎ(特に民放)。お涙ちょうだいものを作っている時間があったら、対戦する外国人選手のデータもきっちり集めて、どういう選手なのかを見せてほしい。日本人選手を応援するにしても、ライバルがどういう人かわかれば、より試合にのめり込めるというもの。スポーツ中継に、押しつけのドラマは不要だし、選手にも失礼だろう。今の民放は、視聴者をバカだと思っているようにしか見えない。 ・試合と試合の間などは、タレントのおしゃべりを入れるのではなく、アテネの街や競技場内の雰囲気が伝わる映像だけを淡々と流してくれればよいのに。 ・もっとマイナー競技も中継してほしい(今さらいってもしょうがないが)。トランポリンやビーチバレー(ちょっとオヤジ入ってます)、すごく楽しみにしていたのに、ほとんど放映されない。 ・ひどい解説者がいる。特にひどかったのが、ソフトボールの日本・オーストラリアの準決勝。解説者はひたすら「そうです」を連発するだけでまったく解説になっていない。
内容的にも映像的にも素晴らしい試合を、テレビ局が台無しにしていることが多いのがつくづく残念。
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