『村上式シンプル英語勉強法』の著者、村上憲郎氏は米Google副社長兼日本法人社長。こういうすごい肩書きを持つ人のノウハウってその他大勢の役には立たないんじゃないの、と思っていたのだが……。 うん、これは使える。実際に試してみるのはこれからだから、「使えそう」ということだけど。自分が感じている壁を乗り越えるヒントが見つかったように感じた。
村上式では、「読む」「聞く」に関して、「息継ぎしない」ことの重要性を説く。では、どうやって語彙を増やすのか? 村上式の極意は「ひたすら眺める」こと。毎日10語ずつコツコツ覚えるのではなく、毎日1万語を全部ざっと「見る」。 そうか、その手があったか。言われてみればなるほどだが、意外と思いつかないものだ。このヒントとお勧め単語集リストだけでも、買った価値があった。
これまで、1つのニュース記事を使って、「聞く」「単語を覚える」「読む」を学ぼうとしていたわけだが、そうすると読むにしても聞くにしてもスピード感が失われてしまう。それなら、同時並行で別の教材を使って単語を覚えてしまえというのは合理的だ。それに、こうすることでいちいち辞書を引く手間がなくなるから、隙間時間を効果的に使いやすくなりそう。
またこの本によって、勉強法を自分で作り上げることの重要性を再認識。村上式が万人に向いているかどうかはわからない。しかし、他人のノウハウを取り入れつつ、自分に適したメソッドを試行錯誤して作り上げていく、それこそが勉強なのだ。
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