ノイズキャンセリング機能付きBluetoothステレオヘッドフォン「ATH-BT04NC」がついに登場

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これまで、iPhoneで使うためのヘッドフォンをあれこれ物色してきた。私の場合、iPhoneはズボンの前ポケットに入れることが多い。だから、有線のヘッドフォンではダメ、Bluetoothのワイヤレスヘッドフォンということになる。 iPhoneで聞くのは、ニュースなどのポッドキャストが多いからあまり音質にはこだわらないが、その代わり、地下鉄などのうるさい環境でも聞けないと困る。かさばる密閉型のヘッドフォンは持ち歩きたくないから、インナーイヤー型になるわけだけど、遮音性が高いものは周りの様子がまったく聞こえなくなるからあまり使いたくない。となると、騒音に対して逆位相の波形をぶつけるというアクティブノイズキャンセリング機能付きの製品がほしい。 だが、この2つの要求を満たす製品って、実はまったくといっていいほどないのだ。 しょうがないから、有線のノイズキャンセリングヘッドフォン「ATH-ANC3」と、Bluetoothアダプタ「MW600」を組み合わせてしばらく使ってはいたのだけど、使い勝手がよろしくない。ATH-ANC3のノイズキャンセリング性能はインナーイヤー型としては悪くないし、MW600もボリューム調整の使い勝手はどうかしているが、それ以外はまずまず(それにしても、MW600のタッチ式ボリューム調整の使いづらさは異常)。しかし、当たり前だけど、2つを組み合わせると取り回しがとにかく面倒くさいのだ! これなら、小型のプレイヤーを別に買った方がマシなくらい。

と不満たらたらなところに、アクティブノイズキャンセリング機能付きBluetoothステレオワイヤレスヘッドフォンという、呪文のように長いキャッチの付いた製品「ATH-BT04NC」がオーディオテクニカから発売されたので即購入!

ATH-BT04NCの本体は思ったよりも大きいが、ATH-ANC3とMW600の組み合わせと比較すれば無問題。音量調整、再生/停止、早送り/巻き戻しがスティック1つで行えて、操作性は良好だ。ロック機能もあるから、誤操作はこれで防げそう。 私は音質にこだわりがない(というか、うるさいところで使うからどうでもいい)のだけど、ワイヤレスの割にはけっこうしっかりと音は出ているんじゃないかと思う。低音をブーストするSRS WOW HDも意外にいい感じ。音質に不満はない。 で、肝心のノイズキャンセリングだけど、これはATH-NC3と同等かなという印象だ。ノイズキャンセリングと聞くと騒音がなくなるように思うかもしれないが、とげとげしい騒音が丸くなり、音量を上げなくても音声が聞きやすくなるという程度。それでも、交通量の多い道路脇を歩いたり、地下鉄に乗る時には効果絶大。小さめの音量でしっかり聞こえるから、耳の負担も少ないし、語学学習にも向いている。 しばらく使ってみると、この製品はとにかく開発者が細かいところまでよく考えて作ったというのが伝わってくる。本体裏面のクリップは幅広で上着に付けても安定感があるし、コードを束ねて絡まりにくくする輪っかも付いている。 [![](images/ath-bt04nc_ath-anc3_mw600-300x224.jpg "ath-bt04nc_ath-anc3_mw600")](images/ath-bt04nc_ath-anc3_mw600.jpg)電源が充電式で乾電池が使えないことが不満な人もいるだろうけど、乾電池式だったらBluetooth+ノイズキャンセリングで8時間という駆動時間はできなかったはず。ノートパソコンを持ち歩く人ならUSB経由で充電できるし。 そうそう、このATH-BT04NCはワイヤレスヘッドフォンだが、付属ケーブルで有線ヘッドフォンとして使えるというのもうれしい。私の場合、取材の文字起こしを喫茶店などですることが多いのだけど、そういう時にノイズキャンセリング機能は本当に助かるのだ。 まだそれほど使い込んではいないけど、今のところ大きな不満はなし。今後、ノイズキャンセリング機能付きBluetoothワイヤレスヘッドフォンがもっと増えてほしいものだ。ネックストラップタイプも出してくれないかな。