キミは、「証明書発行請求機」を知っているか?
法人の印鑑証明書が必要になったので、一番手軽に取得できる方法はどれか調べた。オンライン申請もできるが、Windows環境でICカードリーダーが使えるようにして電子証明書も事前に取得する必要があり面倒すぎるのでパス。郵便で請求する方法は以前にやったが、印鑑カードの現物(!)を書留で法務局に送りつけるというなかなかワイルドな方法だ。郵便局に出向いて、書留を出して何日か待つのなら、直接法務局で申請した方が早いと判断して、近くの法務局に出かけることにした。あらかじめ法務局のウェブページから「印鑑証明書交付申請書」をダウンロードして、印鑑カード番号や法人番号などを記入しておく。
法務局を訪れると、「証明書発行請求機」を使うよう大きくアピールされている。なんだ法務局に行けば、印鑑カードでさくっと印鑑証明書を発行できるのかと思い、請求機に印鑑カードを入れると整理番号票と、自分で書いてきたのと同じ「印鑑証明書交付申請書」に印鑑カード番号が印刷されたものが出てくる……。印鑑証明書自体が発行されるわけではなく、何と収入印紙は別途窓口で購入する必要がある!
整理番号で呼び出されるのを待ち、収入印紙を貼った申請書を窓口に渡すとようやく印鑑証明書が受け取れる。
わざわざ「証明書発行請求機」なんて機械を導入しているのに、決済と証明書の発行を窓口で行うのはまったく意味不明。本人確認もまったくされない。
本人確認という点でいうなら、郵便で請求して印鑑提出者の住所宛に送付する方がまだ意味がある(印鑑カードという重要なものをいちいち郵送させるというのがこれまた問題だけど)。
セキュリティがとか安全がとか、役所は主張するけど、手続きを面倒にしているだけで、別にセキュリティも高まっているわけじゃないと思うんだよなあ。行政のトホホぶりを再確認した日であった。
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