フェニズムも反フェニズムも笑い飛ばす快作『バービー』

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映画『バービー』、日本では酷いマーケティングが炎上したりとあまり良い印象はなかったが、鑑賞してみると……フェニズムも反フェニズムも笑い飛ばす快作だった。キラキラ女性万歳みたいな映画ではまったくなくて、かなり社会批評性の強い、尖った内容ではある。この映画が何を笑い飛ばそうとしているのかについては、橘玲氏の『世界はなぜ地獄になるのか』がよい補助線になると思う。みなが自由を求めたがゆえに、かえってみなが不自由になってしまったという地獄。その地獄から抜け出そうよ、というのが作り手のメッセージなのかなと。それにしても、マテル社、この内容によくOKを出したな……。肝が据わっている。

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